C-MOONはエンリコ・プッチがグリーン・グリーン・グラス・オブ・ホームを吸収合体したことによって、発現したスタンドです。

宇宙を一巡させるメイド・イン・ヘブンの一歩手前のスタンドです。

その能力は、本体から離れる方向に重力の向きを変えることと、物体を裏返すという、破壊と混乱しか生まないものです。

こんな能力にどんな使い道があるというのでしょうか?

というわけで、今回はC-MOONの能力の考察と、活用方法を考えてみます。

スポンサーリンク



C-MOONの能力

C-MOONは人型のスタンドで、ホワイトスネイクとグリーン・グリーン・グラス・オブ・ホームを足したような外見です。

能力は、触れた物を無理やり裏返して破壊することと、重力の向きを、本体を中心にしてそこから離れる方向に変えてしまうという2つです。

触れて裏返した物が、人間の急所であれば、致命傷になります。

裏返る

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 49巻」P.223

重力の向きを変える能力は、周囲の人を落下死させる危険な能力です。原作の中のニュース番組では、大勢の死傷者が出ていることが報道されています。

どちらも破壊混乱しか生まない能力です。

新月の時が来るまで、あらゆる敵対者を近づけないために、最適な能力です。

独善的なプッチらしいスタンドと言えます。

特徴

何でも裏返すことができるため、どんな物体でも破壊できます。

しかし、それはスタンド自体のパワーとは関係無い特殊能力です。そのため、破壊力はまさかの“0”です。いくらなんでもスタンド自体の破壊力が、ゼロってことは無いと思うんですけど…。

パワーは大したことない

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 49巻」P.256

いずれにせよ、スタンドにパワーは、備わっていないため、本体から遠く離れることが可能です。

そのため、遠距離操作型のスタンドに分類されます。

【基本スペック】
項目 評価 備考
破壊力 0
スピード B
射程距離 約3km四方 半径3kmの間違いと思われる
持続力 ?
精密動作 ?
成長性 ?

射程距離はいつも通り、特殊能力の影響範囲を指していて、“約3km四方”と記載されています。

しかし、“四方”だと立方体形の空間になってしまうため、約半径3kmの間違いと思われます。

スピードは“B”ですが、持続力と精密動作性は、成長性はなぜか“?”です。

総じてスペックは平凡ですが、圧倒的に強力な特殊能力を持っています。

特殊能力

C-MOONの特殊能力と特徴は、次の通りです。

  • 触れた物体の一部分を裏返す
  • 裏返った部分に再度触れると表に返る
  • 半径3kmの範囲の重力の方向を、本体から遠ざかる方向に変える
  • 重力の強さは1Gのままのよう

こうして書いてみると、特筆すべき特徴が無い能力です。

シンプルな能力は使い勝手が良いものですが、C-MOONの場合は戦闘や破壊に特化した便利さと言えます。

特に裏返す能力は、対象の物体の硬度などは関係無い、触れれば破壊可能な能力です。

スポンサーリンク



有効度

特殊能力を発動させた途端、半径3kmの空間の重力の向きが変わり、大災害が起こります。

大惨事

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 49巻」P.268

裏返す能力もそれが役立つシチュエーションが思いつきません。

能力を使うこと自体が、事実上不可能なスタンドです。

リスク

能力を発動させた途端に大惨事が起こります。

自分が重力の中心になるため、自分自身の身は安全です。

とは言え、自分の居住地が破壊されてしまっては、自分の暮らしも成り立ちません。

しかも、場合によってはテロリストとして、捕まってしまう可能性もあります。

C-MOONの能力を使うことはリスクの塊です。

スポンサーリンク



悪用度

テロ行為には最適なスタンドですが、そんなことをしても何の得もありません。

悪事に使うのであれば、証拠が残らず、窃盗や経済犯罪に使うことが望ましいです。

その前提で考えると、破壊の痕が広範囲に残るC-MOONは悪事にも適さないスタンドです。

世界への影響

重力の向きが変わった地域は、建造物や植えられた植物など、あらゆる物が破壊されます。

人や動物も転落して、死傷者が大勢出るでしょう。

しかし、能力の範囲は半径3kmなので、影響は限定的です。

世界への悪影響はほどほどと言ったところです。

スポンサーリンク



使い道と活かし方

C-MOONは破壊しかもたらさない能力です。

日常生活では使い道が思い付かないスタンドですが、ちょっと視点を変えてこんな活用方法を考えてみました。

C-MOONの活かし方


C-MOONの能力を発動すると、本体の頭上にある物体は、上空に飛んでいきます。高度3,000mで重力の方向は元に戻りますが、空気抵抗を無視すれば、そのまま6,000m上空までは飛んでいく計算です。

そこで、ロケットや人工衛星の発射に使うと、燃料の節約に非常に役立つでしょう。宇宙旅行や宇宙開発のコストの削減に貢献できるはずです。

ただし、発射時には半径3km以内には人も物も置かないように注意が必要です。

総合評価★☆☆☆☆

C-MOONは能力を使うだけで、大惨事をもたらすスタンドです。平和目的を考えた時に、事実上使うことが不可能です。

遠距離操作型なので、能力さえ封印すれば、離れた場所での作業はできそうですが、うっかり裏返す能力を使ってしまうと、大変なことになります。

そんな使い勝手の悪さを考慮して、総合評価は★☆☆☆☆としました。

まぁ、こんなのメイド・イン・ヘブンに比べたら、まだマシなんでしょうけど…。

§C-MOONが登場する巻(文庫本)§