メタリカは最強スタンド！高純度の鉄を作り放題の稼げる能力だった！

メタリカはパッショーネの暗殺チームのリーダー、リゾット・ネエロのスタンドです。

自然界に存在する鉄の元素を自由に操る能力を駆使して、ボスの別人格である、ドッピオをあと一歩のところまで追い詰めました。

敵の体内に鉄を材料にした、刃物を作り出すというえげつない攻撃には、抜群の戦闘力を誇ります。

そんなメタリカのスタンド能力には、どんな使い道があるのでしょうか？

というわけで、今回はメタリカの能力を考察しながら、活用方法を考えてみます。

メタリカの能力

メタリカは本体のリゾットの体内に、潜んでいるスタンドです。実は無数の個体で形成される群体型スタンドです。

それぞれの個体は「ロォォォォォ～ド」という、謎のうめき声を上げています。このスタンドが、“スタンド磁力”のようなものを操って、鉄分を自在に操ります。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風 36巻」P.294

原作中では、赤血球の中のヘモグロビンを、カミソリの刃や、釘に変化させています。このことから、化合物になっている状態の鉄原子であっても、自在に純粋な鉄に戻すことができます。

高い精製能力をもっているため、平和目的にもかなり有効だと思われます。

特徴

鉄分を操る能力の有効距離は、5m～10m程度です。スタンド自体は、本体の体内に存在することから、射程距離は限りなくゼロに近いです。

そのため、近距離パワー型に分類されます。

主な攻撃手段は、血液中のヘモグロビンを、鉄製の刃物などに変えて、内側から致命傷を与えることです。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風 36巻」P.253

もし、致命傷に至らなくても、大量のヘモグロビンを失った相手は、重度の貧血状態に陥ります。その結果、低酸素血症になって、絶命することになります。

項目	評価	備考
破壊力	C
スピード	C
射程距離	5M～10m	能力の有効距離
持続力	A	能力が消えると、作り出した鉄製品も消滅
精密動作	C
成長性	C

射程距離が5m～10mとなっていますが、これは能力が届く距離です。

また、持続力はAです、そのため、作り出した鉄製品は、そのまま安定的に存在し続けることができます。ドッピオが投げつけたメスは遠く離れたアバッキオ達の所でも存在し続けたため、距離が離れても問題無いようです。

しかし、リゾットが絶命した際には、作り出したメスも消失してしまいました。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風 37巻」P.12

そのため、スタンドの能力を解除してしまうと、鉄製品は存在し続けることができないようです。

特殊能力

メタリカの特殊能力は、スタンド磁力のようなもので、鉄を操ることができることです。

この能力には、次のような特徴があります。

鉄製品は血液からだけでなく、土の中の砂や、岩石の中の鉄分からも作ることが可能です。

作った鉄製品は、磁力を使って操ることができます。自然界の鉄分を自由に操ることができる能力です。

有効度

どこにいても高純度の鉄を作り出すことができるため、単純に鉄を作って売るだけでも、お金が稼げます。

ただし、スクラップの鉄相場が1トンあたり4万円弱なので、運搬の労力がメチャクチャかかります。

そう考えると、カミソリの刃などの付加価値のある製品にして販売した方が、儲けが良さそうです。

リスク

能力を乱用すると、付近から鉄分が無くなってしまいます。

農地などで乱用すると、鉄分不足の農作物になってしまいそうです。

それ以外は、能力を使用する場所や対象を間違えなければ、特に大きなリスクは無さそうです。

悪用度

鉄を自在に操れるため、鉄が含まれている金属製品であれば、破壊や弱体化が可能です。

建物の扉や金庫などを破壊すれば、住居侵入や窃盗などができます。

原作でリゾットがやったように、自分の姿を擬態化すれば、発見されることもないため、白昼堂々の犯行も可能です。

世界への影響

どんなに頑張って能力を使っても、世界中の鉄を独占できるほどではないでしょう。

そう考えると、さほど世界への影響が無い能力です。

使い道と活かし方

メタリカの活用方法としては、やはりシンプルにお金稼ぎに使った方が便利そうです。

とういわけで、こんな活用方法を考えてみました。

総合評価★★★★☆

メタリカの能力は、まさに暗殺向きです。

でも、平和的な利用となると、鉄製品の販売という、シンプルな使い道になってしまいました。

とは言え、鉄の需要はいつの時代でも、尽きないものです。メタリカの能力を使えば、一生生活費には困らなそうなので、総合評価は★★★★☆としました。

個人的には、鉄製品の販売でお金を稼いだら、ヨーロッパ中を旅行したいですね(^^;