どっちが強いのかシリーズの第2弾は、ザ・ワールドとキラークイーンです。
ザ・ワールドはシンプルに、時間を止める能力が無敵すぎます。
そして、キラークイーンは、シアーハートアタックやバイツァ・ダストなど、複数の強力な能力を持つチートスタンドです。
果たしてどちらが強いのでしょうか?
というわけで、ザ・ワールドvsキラークイーンを色々と考察してみたいと思います。
もくじ
ザ・ワールドとキラークイーンの特徴
まずは、ザ・ワールドとキラークイーンの能力を簡単におさらいしておきます。
どちらもボスキャラらしい、チートっぷりです…。
ザ・ワールド
ザ・ワールドの能力は、言わずと知れた時間を止めるというものです。
シンプルにして、史上最強のスタンド能力です。
©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 17巻」P.120
止めた時間の中では、本体のDIOとザ・ワールドのスタンドだけが行動できます。
そして、時間が止まっている間の出来事は、DIO以外は誰も認識することができません。
キラークイーン
キラークイーンの能力は多彩です。
- 触れた物を爆弾に変える「キラークイーン」
- より温度が高い物体を追撃して爆破する「シアーハートアタック」
- 第三者に仕掛けて、自分の正体を探るものを爆破する「バイツァ・ダスト」
触れた物を爆弾に変えます。
爆弾になった物は、他人が触れると自動で爆発する「接触型」と、キラークイーンが任意のタイミングで爆破できる「点火型」があります。
©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない 29巻」P.66
人自体を爆弾にすることも可能です。この場合は、どちらのタイプの爆弾に変えられたたとしても、死亡確定となってしまいます。
キラークイーンの左手から射出される、小型戦車のような遠隔自動操縦型のスタンドです。
近くの物体の中で、最も温度が高い物を追尾し、それに触れた途端に爆発します。
©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない 24巻」P.89
スタープラチナのラッシュパンチでも、大したダメージを受けない、不死身のボディをしています。そのため、追尾されたターゲットは、逃げ続けるしかないというチートスタンドです。
第三者に仕掛けることで、発動する能力です。
仕掛けた人間にアプローチして、吉良吉影のことを探ろうとすると、探りを入れてきた人間の瞳の中に侵入し爆死させるのと同時に、1時間時間を巻き戻します。
巻き戻された後は、一度爆破された人間は、その時間になると勝手に爆死します。
どれも非常にズルくて強力な能力です。
さらに詳しい能力の説明は、この記事を参考にしてみてください。
ダイヤモンドは砕けないのラスボス、キラー・クイーンは物や人を爆破して跡形も無く消し去る能力です。 圧倒的な戦闘力のスタンドですが、平和的に使おうと思った時には、どのような使い道があるんでしょうか? 今回はキラー・クイーンの活用方法を考えてみます。
ザ・ワールドとキラークイーンの必勝パターン
というわけで、今度はそれぞれのスタンドの必勝パターンを見ていきましょう。
時間を止めてフルボッコ
ザ・ワールドの必勝パターンは、時間を止めて相手に接近し、致命打を与えることです。
シンプルで破ることが不可能な戦術です。
しかし、問題は最初にある程度、接近する必要があることです。
ザ・ワールドの停止時間は7秒なので、7秒間で接近できる距離に近づかなければいけません。
実は対キラークイーンにおいては、どうやって接近するかがカギになります。
とにかく触る
キラークイーンは、相手に触れて爆弾に変えるか、爆弾に変えた物体の爆発に巻き込むことが、基本的な戦い方になります。
キラークイーン自体は、接近戦が不得手なため、真正面から対面して相手を爆弾に変えるよりも、不意を突いて触って爆破する。
またはシアーハートアタックを放って、自分は遠くに退避するといった戦術が常套手段です。
バイツァ・ダストは相手が自分の正体を知らないで、自分を探していることと、第三者に仕掛けておくことが条件となります。
バイツァ・ダストを発動している間は、本体は全く無防備なうえ、自分のことを探している相手にしか効果がありません。そのため、実は使い勝手が悪い能力だったりします。
©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない 29巻」P.19
以上を踏まえると、キラークイーンやシアーハートアタックを使った戦いが中心となります。
また、原作の仗助とのバトルでは、ストレイ・キャットを使った、空気弾を使用していましたが、これも別スタンドの能力なので、除外して考えることにします。
結論!
結論から言うと、やはり、ザ・ワールドの方が圧倒的に有利です。
まず、接近戦でザ・ワールドとキラークイーンが戦った場合、時間を止めてしまえば、一方的にザ・ワールドが勝利するでしょう。
また、キラークイーンはクレイジー・ダイヤモンドとの接近戦では、歯が立ちませんでした。
このことから、わざわざ時間を止めなくても、ザ・ワールドの方が勝利する可能性まであります。
ただし、接近戦ではなく、シアーハートアタックを使用した場合は、少し状況が変わります。
時間を止めることができれば、爆死させられることはないでしょう。しかし、なんと言っても不死身の頑丈さを持つ、シアーハートアタックです。
ザ・ワールドのパワーでも破壊することができないため、最終的には一度退却して、シアーハートアタックの追撃をかわすことになるでしょう。
そうなると、引き分けということになります。
となると、後はバイツァ・ダストを仕掛けて、ひたすら逃げ続けることしか、キラークイーンに勝ち目はありません。
しかし、バイツァ・ダストを仕掛けた人間を、そう都合良く探ってくれるとは限りません。
そのため、バイツァ・ダストはかなり運任せの戦術になります。
以上から、長期戦覚悟で、キラークイーン側に接近するチャンスを伺えば、ザ・ワールドにかなり分があると考えました。
キラークイーンを捜索中に、バイツァ・ダストを仕掛けた人間に遭遇しないことがポイントですね…。
まとめ
というわけで、ザ・ワールドとキラークイーンの対決は、ザ・ワールドがかなり有利と考えました。
とは言え、バイツァ・ダストの使い方を工夫すれば、キラークイーン側にもワンチャンありそうです。
探されそうな人物を選んで、バイツァ・ダストを仕掛けることが、キラークイーンの勝つ唯一の道ではないでしょうか…。