ゴールド・エクスペリエンスは第五部『黄金の風』の主人公、ジョルノ・ジョバーナのスタンドです。

当初は、スタンド使いとしてはまだまだ未熟でしたが、様々な敵との戦いの中で、自分の能力を応用する術を学んでいきます。

成長力もピカイチなスタンドですが、果たしてどのように活用することができるのでしょうか?

今回はゴールド・エクスペリエンスの能力の特徴を考察しながら、平和的な活用方法を考えてみます。

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ゴールド・エクスペリエンスの能力

人型のスタンドで、射程距離2mていどの近距離パワー型のスタンドとされています。

しかし、ポルポの独房の奥にある拳銃をバナナに変えるなど、射程距離2mでは説明が付かないことをやってのけています。

このことから、少なくとも数メートル程度の射程距離はあるようです。

能力は、一言で表現すると、触れた物に生命を与えることです。

触れた物が物体であれば、動植物に変えられます。さらに作り出した生物に攻撃を加えると、そのダメージが攻撃した本人にそのまま跳ね返ります。

また、既に命がある生物であれば、生命力が過剰に供給されて、感覚が暴走してしまい、自分を含めて、あらゆる物の動きがスローに見えてしまい、実際に自分の体の動きも非常にスローになってしまいます。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風 30巻」P.125

そして、この暴走能力は相手がスタンドでも有効です。

ブラック・サバスの動きも、ノロくすることに成功しています。

ただし、ここで謎なのは、スローになったブラックサバスから攻撃を受けた時に、ジョルノ自身が「自分自身の動きもゆっくりだから『矢』がつき刺さるのを、防御するのが間に合わない!」と言っています。ゴールド・エクスペリエンスに生命力を叩き込まれると、本人を含めて周りの人全ての動きがスローになるということでしょうか?

しかしながら、これ以降、敵に生命力を過剰供給する描写が無いため、よく分からない能力になってしまっています…。

ちなみにダメージが跳ね返る能力と、感覚が暴走する能力は、物語後半では使われることが無くなってしまっています。

荒木先生は、アブドゥルのように強すぎる能力のキャラクターは、逆に冷遇する傾向があります。ゴールド・エクスペリエンスもチート過ぎる部分は、調整したのかもしれませんねw

特徴

スタンドの基本スペックとして特筆すべきなのは、スピードと成長性です。

父親譲りの”無駄無駄”の掛け声とともに繰り出すラッシュパンチは、破壊力こそスタープラチナに及ばないものの、相手を確実に再起不能にします。

もしかすると、生命力を流し込む能力を使いながらラッシュすることで、相手に凄まじい苦痛を与えるラッシュパンチなのかもしれません。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風 37巻」P.302

【基本スペック】
項目 評価 備考
破壊力 C
スピード A
射程距離 E
持続力 D
精密動作 C
成長性 A

また、成長度もジョジョの奇妙な冒険のキャラクターをを通しても、図抜けています。

最初は物体を生物にするだけだったのが、ベイビィ・フェイスとの戦いをきっかけに、体の部品を作って怪我の治療をする使い方を覚えています。

そして、最後には矢の力で、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムという能力まで発現しました。(ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムについては、別の記事に書きますね)

特殊能力

特殊能力は対象の物体に、生命力を与えることだけです。

しかし、この能力を応用することで、実に様々なことができます。

物体を動植物に変える

触れた物体を生物に変えてしまいます。この能力で帰られた生物に攻撃を加えると、そのダメージがそのまま攻撃した者に跳ね返ります。また、生物に変えた物体が、何かの一部であった場合は、その何かの元に帰ろうとする性質があります。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風 30巻」P.45

さらに、誕生する生物は、その場の環境にある程度左右されます。パープルヘイズの殺人ウイルスの中で誕生した蛇なら、そのウイルスに対する抗体を持った状態で誕生します。

極寒の中で誕生させられるのは、丈の低い草だけです。

生物やスタンドの感覚を暴走させる

生命力を過剰供給することで、五感を過剰に増幅させます。五感が研ぎ澄まされることで、動きがスローに見えたり、痛みが強烈になったりします。

また、体の動きが自分の感覚についてこれないため、行動がスローになってしまいます。

体の部品を作る

怪我をした部分を再生移植したり、失った血液を作って輸血したりできます。クレイジーダイヤモンドと違って元通り直すわけではないので、移植中は激痛のようです。

しかし、ゴールド・エクスペリエンスの場合は、消失してしまった部分でも再生できてしまいます。そして、自分自身の傷も治療できてしまいます。

老化した体の部品を、ずっと再生し続けたら不老不死になるのかもしれません。

致命傷を負った人間を延命する

致命傷を負って助からない人間に対して、生命力を与えることで、延命させることができます。

ただし、この能力で延命中の人間は、傷を負っても、出血しませんが、傷が治ることもありません。

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有効度

やはり、なんと言っても、怪我を直せるのが、非常に強力です。

腕や足を失っても、生きてさえいれば、また再生して補うことが可能です。

さらに感覚を暴走させる能力も、注ぎ込む生命力を調整すれば、有効活用できるかもしれません。

動体視力が重要なスポーツ選手に、生命力を注ぎ込めば、スーパープレイができるかもしれません。

リスク

むやみやたらに生物を作り出すのは、非常に危険です。

例えば、その生物を車で引いたりした場合、ドライバーに即死級のダメージが跳ね返ります。

そう考えると、生物を作り出す能力は危険なので、使わない方が良いかもしれません。

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悪用度

そもそもが、非常に平和的で強力な能力なので、便利な悪用方法が思いつきません。

生物を作り出して、相手にダメージを跳ね返しても、それは傷害行為に過ぎず、こちらにはあまりメリットがありません。

不正な使い道を考えるよりも、真っ当な使い方をした方が、便利な能力です。

世界への影響

ゴールド・エクスペリエンスの能力を使っても、世界への悪影響はありません。

とっても平和的で、有効な能力です。

作り出した生物を野放しにしないことにだけ、注意が必要です。

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使い道と活かし方

ゴールド・エクスペリエンスは生物の体を再生したり、感覚を鋭くさせるなど、非常に汎用的な夢のような能力です。

そこで、こんな使い方を考えてみました。

ゴールド・エクスペリエンスの活かし方


やはり、まず思いつくのは、再生医療での利用です。

怪我で失った四肢の再生、病魔に侵された臓器の交換、神経を再生して麻痺した運動能力を回復させるなど、夢のようなことが色々できます。

また、臨死状態の人を延命することで、やり残したことを成し遂げてもらうなんてこともできます。

他にもアイデアしだいで、夢のような使い方ができる、超強力な能力です。

総合評価★★★★★

というわけで、ゴールド・エクスペリエンスの総合評価は、文句なしの★★★★★です。

再生医療は人類の夢です。世界中の臓器移植を待つ人や、運動機能に障害がある人の治療で、多忙な日々になってしまうことだけが唯一の悩みですね。

ギャングスターなんかになるよりも、よほど人類貢献できる能力です。

世のため人のために働きたい人には、超おススメの能力ですね!

§ゴールド・エクスペリエンスが登場する巻(文庫本)§