ホルス神のスタンドは、DIOの館の番鳥として、館の敬語をしていたスタンドです。

あらゆるものを冷やして凍らせるという、汎用性の高い能力で、イギーを追い詰めました。

もし、この能力が使えたら、色々と便利そうですね。

いったいどんな活用方法があるのでしょうか?

というわけで、今回はホルス神の活用方法を考えてみます。

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もくじ

ホルス神の能力

本体はペットショップという名のハヤブサです。性格は残忍で、DIOの館に近付く者には、動物であろうが容赦ありません。

命を奪うまでどこまでも追跡して追い詰めます。しかも、どういうわけか、相手の逃走先を突き止めて、先回りすることができます。

逃げても逃げても先回りして、相手に休ませる暇も与えません。

ただ、これはホルス神の能力ではなく、本体のペットショップ自身のハヤブサとしての能力みたいですね。

ペットショップの能力

  • 時速300Kmで飛行する
  • 時速300Kmでも急所を見分ける動体視力
  • 高度6,000m~7,000mでも呼吸可能
  • 水中でも数分は行動できる

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 15巻」P.90

ホルス神の外見は6本の腕を持った、恐竜の化石のような像です。6本の腕には、冷却能力があるようで、それを使って触れた物を冷やしたり、空気中の水分を凍らせて氷を作り出したりできます。

そして、スタンドの射程距離自体は、非常に短く、常に本体の傍らにいます。そのため、近距離パワー型に分類されるスタンドです。

9人目って誰なのよ?


ジョースター一行がエジプトに上陸した際に、スピードワゴン財団のスタッフから、イギーを貰いました。

その際、”DIOの館に9人の人間が集合していた”と、エジプトの9栄神の暗示のスタンド使いの登場を、示唆する情報も貰っています。でも、ペットショップはハヤブサなんで、正しくは8人と1羽なんですけどね(^^;

9人目はヴァニラ・アイスや、ケニーGだったのかもしれません…。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 15巻」P.90

特徴

ホルス神の能力は、急速冷却です。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 12巻」P.202

作り出した氷はつらら状にして、ミサイルのようにして発射することができます。6発連続で発射したり、1つの巨大な塊にしたりすることもできます。

ちなみに氷はスタンド能力によって、冷やして凍らされた本物です。そのため、凡人にも見えます。

【基本スペック】
項目 評価 備考
破壊力 B つららを巨大化すれば自動車をも破棄可能
スピード B 速いのは本体のペットショップ
射程距離 D 地面に凍らせるなどすれば、事実上の射程距離は長い
持続力 C
精密動作 E
成長性 C

スタンド能力は冷やす、という汎用性の高い能力です。それに加えて本体のペットショップの、高い身体能力が加わり、さながら氷の爆撃機といった感じです。

相手が手を出せない空中から一方的に攻撃することが、最も有利に戦えるスタイルです。

それにも関わらず、川底を掘って逃げようとするイギーに先回りして、至近距離の狭い空間に出てきてしまったことが敗因だったのかもしれません。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 15巻」P.140

やはり、そこは鳥なので、犬のイギーほどの知能は無かったのかもしれませんね。

特殊能力

特殊能力は、冷却能力です。

触れた物を急速冷凍することができます。つららは凡人にも見えることから、水蒸気を凍らせて塊にした物と考えられます。

地面を冷やして、氷の網を張り巡らせ、それで相手の足止めをすることが可能です。

瞬時に動けなくするほどの速度で凍結させることができるため、相当な冷却能力です。

もちろん、水を直接凍らせることも可能です。

また、6本の腕からはつららを勢いよく、発射することができます。その破壊力は強力です。

この発射能力も、特殊能力と言えます。

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有効度

冷やすという能力は、非常に汎用性が高いです。

食べ物を冷やして保存性を上げることや、機械を冷やしてオーバーヒートを防ぐこと、火傷の治療など、温度を下げることは、様々な用途があります。

しかし、実はどれも代わりになりそうな冷却装置は存在します。

そのため、急速冷凍が役立つ用途を考えることがポイントになります。

リスク

空気や地面などを広範囲に冷却することができるため、無差別に能力を使うと、他人に凍傷を負わせる危険があります。

使い方には、十分な注意が必要です。

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悪用度

冷やしたり凍らしたりすることで、便利な悪用方法はそんなにありません。

もちろん、傷害や殺人、破壊行為などはできますが、そんなことに使っても、自分には大してメリットがありません。

悪事にはあまり向かない能力と言えます。

世界への影響

ホルス神の冷却能力がいかに強力と言っても、地球環境に影響を与えるほどではありません。

そのため、世界への影響は小さいでしょう。

むしろ、地球温暖化を食い止められるくらいの能力だったら良かったかもしれませんが…(^^;

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使い道と活かし方

ホルス神の能力の特徴は、ただ冷やすだけでなく、非常に急速に冷却することです。

それを活かすと、こんな使い方が良さそうです。

ホルス神の活かし方


食べ物を冷凍する際には、冷却速度がゆっくりだと、細胞内の氷の結晶が大きくなってしまい、細胞をズタズタに傷つけてしまいます。

冷却速度が速ければ速いほど、細胞が傷まないため、美味しくなります。

ホルス神の場合は、冷却速度が半端ないため、食品の冷凍業なんて良いのではないでしょうか?

高級料理店向けの食材だけを、冷凍する仕事です。

一旦冷凍が完了すれば、あとは普通の冷凍庫で大丈夫なので、ずっと冷却し続ける必要はありません。

世界の食通を満足させることは、一定のニーズがあるはずです。

総合評価★★★☆☆

ホルス神の冷却能力は、汎用性は高いものの、様々なもので代用可能です。

そのため、スタンドじゃなきゃダメというシチュエーションが思いつきません。

便利そうで、それほどでもないということから、総合評価は★★★☆☆としました。

でも、赤道直下の国で、屋内スキー場を経営したりすれば、儲けることはできそうですけどね…。

イマイチ、活用方法が思いつかない能力でした…。なんかいいアイデアないかな(-_-;)

§ホルス神が登場する巻(文庫本)§