ハイウェイ・トゥ・ヘルは、サンダー・マックイイーンが操るスタンドです。

自分が受ける身体的苦痛と同じ苦痛を、相手に与えるという自虐的な能力です。

巻き込まれた人は、たまったもんじゃないこのスタンド能力に、使い道なんてあるんでしょうか…。

というわけで、今回はハイウェイ・トゥ・ヘルの能力の考察と、活用方法を考えてみます。

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ハイウェイ・トゥ・ヘルの能力

ハイウェイ・トゥ・ヘルのスタンドの像は、プロペラのような姿をしています。このスタンドを相手に取り付かせることで、能力の発動準備が完了します。

相手は取り付かれたことに気付くことができず、いざ能力が発動した時に、初めて気付きます。

スタンド能力は、本体が受けた身体的苦痛やダメージを相手にも、全く同じように再現することです。

ハイウェイ・トゥ・ヘルは道連れスタンド

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 41巻」P.195

水中に没すれば、相手の鼻や口も水で覆われ、感電すれば相手にも電気が流れます。

ただ、普通の人なら自ら大怪我するようなことをするわけではないため、巻き込まれた相手も、少しケガするくらいで済むはずです。

しかし、サンダー・マックイイーンの場合は、本気で自殺しようとするため、巻き込まれた相手も命の危険があります。

プッチもそのようなサンダー・マックイイーンの性格を見込んで、ハイウェイ・トゥ・ヘルのCDを与えたようです。

特徴

能力を発動させるには、スタンドを相手に取り付かせる必要があります。

しかし、エルメェスは知らない間に、既にハイウェイ・トゥ・ヘルに取り付かれています。

ハイウェイ・トゥ・ヘルは気付かぬうちに

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 41巻」P.189

そのため、道連れにしたいと思うだけで、相手に全く気付かれることなく、取り付くことができるようです。

スペック自体は平凡ですが、射程距離だけはAです。

【基本スペック】
項目 評価 備考
破壊力 C
スピード C
射程距離 A 離れていても本体が受けた苦痛を、相手にもそのまま与えられる
持続力 C
精密動作 C
成長性 C

スタンドの分類としては、遠距離自動操縦型のようにも見えます。しかし、本体のサンダー・マックイイーンが自殺を試みた際に、能力が発動していることから、本体の意思でコントロールできていると判断し、遠距離操作型に分類しました。

スタンド自体の戦闘力は低いのですが、能力を止めようと思ったら本体を攻撃するしかありません。

キッスは元に戻ると大ダメージ

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 41巻」P.247

知らない間に取り付いて、確実な方法で自殺すれば、どんな相手でも仕留めることが可能です。

ザ・ワールドでも、キングクリムゾンでも、道連れ可能な強力なスタンドです。

特殊能力

公式の解説では「道連れにしたいと思った相手を同じ死に方で自殺にひきずり込む」とあります。しかし、実際には自殺未遂であっても、エルメェスに同様のダメージを与えています。

ハイウェイ・トゥ・ヘルで同じダメージ

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 41巻」P.228

そのため、実際の特殊能力は、自分が受けたダメージと全く同じダメージを相手に与えることと解釈できます。

また、エルメェスは自分が、既にハイウェイ・トゥ・ヘルに取り付かれていることに気付いていませんでした。

以上のことから、このスタンドの特殊能力には次のような特徴があります。

  • 道連れにしたいと思っただけでその相手にスタンドが取り付く
  • 取り付かれると、本体を倒すか、自殺を阻止するしか能力を止める方法が無い
  • 飢餓や病気などあらゆる苦痛やダメージを相手に与えられる

ハイウェイ・トゥ・ヘルの能力を使いたい場合、相手に触れたりする必要はありません。

ただ道連れにしたいと思っただけで、その相手を対象にできます。

自己犠牲を厭わなければ、とっても強力なスタンドです。

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有効度

相手に自分のダメージを共有するなんてことが、有効なシチュエーションが思いつきません。

下手すると傷害罪に問われかねない能力です。

妻の出産に立ち会う夫に、陣痛の痛みを共有するとかなら、夫婦のきずなが深まるかもしれませんけどね…。

リスク

何かのいざこざが原因で、“あいつにも同じ痛みを味合わせてやりたい”なんて思ってしまったら、ハイウェイ・トゥ・ヘルの準備完了です。

あとは風邪や頭痛、転んで怪我したなど、あらゆるダメージがその相手に同じように現れてしまいます。

怒りや敵意、イラ立ちなどの感情を持つと、知らない間に誰かを巻き込むリスクがあります。そんなネガティブな感情を持たずに生活するなんて、不可能なはずです。

そのため、健全な日常生活を過ごすのを困難にさせる能力です。

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悪用度

特定の相手に危害を加えるにしても、まず自分自身を傷つける必要があります。

例えばビジネス上の自分のライバルをターゲットにして、そのライバルの重要なイベントの前に、能力を使ってライバルを失脚させる、なんて使い方はできなくもないです。

でも、そのたびに自分も大きなダメージを負うことになります。

悪事にも使えない、残念なスタンド能力です。

世界への影響

アメリカ大統領などの世界的に影響力がある人を道連れにすれば、話は別ですが、誰かを道連れにして自殺したとしても、死ぬのはたったの2人だけです。

この程度では、世界的な影響はほとんどありません。

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使い道と活かし方

特定の相手を道連れにするという、迷惑千万なスタンドですが、無理やりこんな使い道を考えてみました…。

ハイウェイ・トゥ・ヘルの活かし方


ハイウェイ・トゥ・ヘルは、ある意味呪いの藁人形のような能力です。

そのため、”恨み晴らし屋”みたいな商売になら、使えるかもしれません…。

懲らしめたい相手がいる人からお金を貰い、死なない程度に自分を痛めつけてもらえば、恨んでいる相手にも同じ痛みを与えられます。

あまりに恨みが強いと、自分が殺される可能性があるのが難点です…。

総合評価★☆☆☆☆

ハイウェイ・トゥ・ヘルの能力を使うためには、自分自身を痛めつける必要があります。

苦痛に耐えて使ったとしても、相手を痛めつけるだけでしかありません。

というわけで、総合評価は★☆☆☆☆としました。

自分のためにも世の中のためにもならない、しょうも無いスタンドです…

§ハイウェイ・トゥ・ヘルが登場する巻(文庫本)§