ジョジョの奇妙な冒険に登場する、スタンドの中で個人的に一番気持ち悪いのが、ネズミが操るラットのスタンドです。

音石明がいたずらに弓矢で貫いたネズミから、発現したスタンドです。物体をドロドロに溶かす能力ですが、動物だけに無差別に攻撃する凶悪なスタンドです。

ちなみに、ドロドロになったネズミや老夫婦を見た時には、気持ち悪くなってしまいました。

渋谷のハチ公前で待ち合わせしていると、頻繁にネズミを見かけるので、しばらくハチ公前で待ち合わせできなくなってしまったほどです。

そんな、ラットのスタンドですが、どのような活用方法があるのでしょうか?

今回はネズミのスタンド、ラットの使い道を考えてみます。

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ラットの能力

ラットは音石明が、弓矢で貫いたネズミに発現したスタンドです。

スタンドが発現したのは、両耳が揃ったネズミ(無名)と片耳がかじられて欠けているネズミ(承太郎が”虫喰い”と命名)の2匹です。

個体が違うのに、同じ能力が発現するのは、ネズミ特有なのか不明ですが、とにかく全く同じ能力のようです。

スタンドの像は、砲身が付いた固定砲台のような外見です。実際に砲身から吹き矢のような弾丸を発射します。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない 22巻」P.82

この弾丸自体の威力は大したことがありません。しかし、承太郎曰く、“スタンド毒”のようなものが込められており、触れた物をゲル状に溶かしてしまいます。

人間なら数発で完全にドロドロになってしまいます。農家の老夫婦は完全にドロドロにされて、冷蔵庫に入れられていました。どうやって冷蔵庫にしまったんでしょうかね…。

とにかく、気持ち悪いシーンです。

特徴

ラットは本体のすぐ側にしか出すことができないようです。そのため、近距離パワー型のスタンドです。

固定砲台なので、スタンド自体が移動する事もできません。その代わり、砲身からは毒針弾を発射できるため、実際には遠距離攻撃が可能です。

このような特徴から、身を隠して待ち伏せして、奇襲を仕掛けるのが基本戦術になります。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない 22巻」P.113

特に相手がスタンド使いでなければ、弾丸が見えないので、攻撃されていることにも気付かないでしょう。

野放しにすると、非常に危険なスタンドです。

【基本スペック】
項目 評価 備考
破壊力 B パワーというよりは溶解力
スピード C
射程距離 D ただし、弾丸の射程距離は長い
持続力 B
精密動作 E ただし弾丸の狙いは正確無比
成長性 C

スペックでは”精密動作性”が”E”になっていますが、射撃は正確無比です。ラットの後部には、狙いを定めるための単眼のようなものが付いていて、狙いを定める際には、それを覗き込んで射撃します。

スタンドの弾丸なので、空気抵抗や風向きの影響も受けないため、非常に高い命中精度です。

特殊能力

ラットの特殊能力は、毒針弾に触れた物を融かすことです。

生物だけでなく、金属も溶かすことができます。さらにはスタンドで触れても、本体が溶かされてしまいます。触れたものは何でも溶かすため、腕で防御することもできません。

ただし、融かされた生物は、たとえドロドロにされても、致命傷にはなりません。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない 22巻」P.77

攻撃を受けて溶かされても、比較的長い間、生きていられます。とは言え、クレイジーダイヤモンドのような能力でなければ、治すことができないため、とても厄介な能力です。

本体のネズミは、溶かした生物を食料にしていました。テリーヌみたいな食感なんでしょうか…。想像したら気持ち悪くなりました。

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有効度

ネズミたちは、生物を溶かして食料としていました。しかし、平和的な利用を考えた時に、当然そんなことできません。

そのため、溶かす対象は物体に限られます。

例えば、運搬が大変なものを、融かして運びやすくするなんて使い方は便利そうです。

廃車になった車を、溶かしてドロドロにして運んだりするのは、役立ちそうです。

リスク

命中した物は何でも溶かしてしまうため、誤射してしまうと、様々な危険が伴う、ハイリスクな能力です。

人に命中したら、傷害罪に問われますし、他人の所有物に当たったら、器物破損です。

電線やガス管、水道管などの社会インフラに命中したら、世の中が大混乱です。

むやみに発射できない、危険な能力です。

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悪用度

何でも溶かすことができるため、テロ行為には最適な能力です。

暗殺破壊行為などもできますし、金庫や保管庫を破ることもできるので、窃盗も可能です。

ただし、証拠が残るので、悪事が露見しやすい欠点があります。

世界への影響

ラットの能力を使うことでは、世界に悪影響はありません。

原発を破壊したりすれば、環境汚染による深刻な被害はありそうです。

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使い道と活かし方

シンプルな能力ほど、汎用的で強力なのですが、ラットに関しては、溶かすという能力が破壊にしかつながりません。

そのため、実は使い勝手が悪い能力です。そんな中でも、こんな活用方法を考えてみました。

ラットの活かし方


ラットは溶かす範囲を細かく調整できないため、まとめて溶かす使い方しか考えられません。

そこで、建物の解体工事で使うと便利そうです。通常は重機を使う必要があり、危険も伴う作業です。しかし、ラットを使えば、建物の上部から順番に溶かしていけば、比較的安全に、溶かしてしまうことができます。

溶かした廃棄物は運搬しやすいのも利点です。

ただし、完全に溶かすためには、相当数の弾数が必要になるのが欠点です。

総合評価★★☆☆☆

ラットは、何でも溶かせる強力な能力です。しかし、平和目的を考えた時に、破壊しかできないのでは、使い勝手が悪いです。

命中したものが、何でも融けてしまうハイリスクな能力ということもあり、総合評価は★★☆☆☆としました。

うかつに発射できないのでは、持っていても事実上、役に立たないスタンドではないかと思います。

だいだい、物を溶かすたびに、あんな気持ち悪さを味わう能力なんて、私は絶対にいらないです…。

§ラットが登場する巻(文庫本)§