ジョジョの奇妙な冒険の中でもトップクラスの強さを誇るスタンドといえば、エンリコ・プッチのメイド・イン・ヘブンではないでしょうか?
時間を加速させて、宇宙を一巡させるという、とてつもない能力のスタンドです。
物語の中では、エンポリオが使ったウェザー・リポートの酸素濃度を上げる攻撃により、敗れましたが、これは時間の速度が通常状態に戻ったタイミングのことでした。
メイド・イン・ヘブンの能力が全開の時だったら、勝てるスタンドっているんでしょうか?そんな疑問を持った私は、こいつなら勝てるんじゃないかというスタンドを色々と妄想してみました!
というわけで、私の妄想を一気に紹介します。
もくじ
メイド・イン・ヘブンのおさらい
まず簡単に、メイド・イン・ヘブンの能力をおさらいしておきます。
とっても複雑なので、さらに詳しく知りたい方はこっちの記事をまずご覧ください。
メイド・イン・ヘブンは時間の流れを加速させ、宇宙を一巡させるという凄まじいスタンドです。 新しい宇宙を作ったからと言って、人は幸せになれるのでしょうか? 今回はメイド・イン・ヘブンの能力を考察しながら、メイド・イン・ヘブンの存在意義を考えてみます。
能力
自分と宇宙全体の物体の時間の流れを加速させる能力です。
自分以外の人間と動物は、時間の流れの加速からは取り残されてしまうため、身に付けている物や周囲の物だけがどんどん朽ち果てていってしまいます。
プッチ以外の生物からは、プッチだけが目にも止まらぬ速さで、行動しているようになってしまいます。そして、最終的に時間の流れが無限に近い速さになってしまうと、プッチ以外の生物は時間停止同然の状態になってしまいます。
©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 50巻」P.145
理解することが難しいかもしれませんが、分かりやすく言えば「永遠に時間を止めることができるザ・ワールド」みたいな能力です。
そう考えると、メイド・イン・ヘブンと戦うことが、いかに絶望的な事なのかが分かると思います…。
勝つためのポイント
メイド・イン・ヘブンは、ずっと時間を止められるスタンドということになると、勝つためのポイントは割と簡単です。
つまり、時間が止まっていても効果がある能力か、時間の流れを超越した能力であることです。
そこで、そんなスタンドをスターダストクルセイダースからジョジョリオンを通して、探してみました!
いつも通りネタバレ満載な記事になっているので、ご注意ください。
勝てそうで勝てないスタンド
まず最初は、「勝てそうだけど、よく考えてみると全然“無理ゲー”」なスタンドです。
シリーズの主人公かボスのスタンドが多いです。
ザ・ワールドとスタープラチナ・ザ・ワールド
まず分かりやすいのが、ザ・ワールドとスタープラチナ・ザ・ワールドです。
実際にストーンオーシャンのクライマックスで、メイド・イン・ヘブンとスタープラチナ・ザ・ワールドが対決しています。その時は承太郎が徐倫を犠牲にすれば、プッチを仕留めることができたかもしれません。
しかし、それはまだ十分に時間が加速してない時の話です。
十分時間が加速していれば、スタープラチナ・ザ・ワールドが時を止めた空間の中でも、メイド・イン・ヘブンは行動できるようになるはずです。実際に物語中でも、まだ十分加速してない状態であっても、止まった時の中の出来事を、プッチが認識できている描写があります。
©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 50巻」P.74
止まった時の中で行動できれば、あとは簡単です。スタープラチナ・ザ・ワールドの効果が切れた後に、一方的に攻撃してしまえば、それでおしまいです。
ザ・ワールドも同じ理由で全く勝ち目がありません。
チープ・トリック
チープ・トリックは、背中を見せた相手に乗り移るだけのスタンドですが、乗り移る際にそれまで取り付いていた人の生命力を吸い尽くして死亡させてしまいます。
つまり、なんとかしてチープ・トリックをプッチに乗り移らせ、その後にプッチの背中を見ることができれば、倒すことができます。
少なくとも、元々チープトリックを持っていた人の命が、犠牲になりますが、宇宙のためなら軽い犠牲です!
しかしながら、やっぱり時間が止まっているので、プッチに背中を見せても、チープ・トリックが乗り移ること自体ができないでしょう。
チープ・トリックならいけると思ったんですけど…。
キラークイーン・バイ・ツァ・ダスト
キラークイーン・バイ・ツァ・ダストは、自分を探そうとしている人間を爆死させ、時間を約1時間戻すという能力です。
時間を超越しているという点で、なんだか勝てそうな気がします。
まずプッチが吉良吉影の正体を探るなんてシチュエーション自体が、あり得ない気がしますが、そこは無理やり探していることにして、川尻早人にたどり着いたとします。
しかし、そもそも永遠に時間が止まっている空間の中では、キラークイーンは活動不能なので、相手を爆破すること自体ができません。
キング・クリムゾン
キング・クリムゾンは、近未来を予知し、都合の悪い未来時の事実を消し飛ばすことができます。
なんだか行けそうな気がしますね!
ただし、今回の前提条件は、十分に時間が加速した永遠の時間停止状態での戦いが条件です。
時間が止まってしまっていては、キングクリムゾンを発動して消し飛ばす行動自体が不可能なので、メイド・イン・ヘブンに一方的に攻撃されておしまいです。
ドゥービー・ワゥ!
ドゥービー・ワゥ!は、ターゲットの呼吸に反応して出現する、遠隔自動操縦型のスタンドです。
ターゲッティングに成功すれば、どんなに離れていても、竜巻が出現して襲い掛かる強力無比なスタンドです。
竜巻も自然現象なので、プッチの時間加速についていくことができるため、発動さえすればワンチャンありそうです。
しかし、能力の発現条件が、本体の大年寺山愛唱が触れることです。時間加速前に触れていることが条件なので、かなりハードルが高いです。
また、時間停止中にドゥービー・ワゥの竜巻が動作するかどうかも不明なため、“勝てそうで勝てない”に分類しました。
ワンチャンありそうなスタンド
というわけで、ここからは条件さえ整えば、もしかすると勝てるかもしれないスタンドです。
順番に見ていきます。
クリーム
クリームは何でも飲み込んでしまう、亜空間を作ることができます。
完全に姿を消すことができるため、時間が止まっていても、うっかりクリームが存在する場所を通ってしまったら、メイド・イン・ヘブンでもひとたまりもありません。
しかし、完全に運頼みとなってしまいます。
ザ・グレイトフル・デッド
メイド・イン・ヘブンで、ほぼ時間が止まっていても、プッチ自身は通常通り時間が流れています。
そのため、ザ・グレイトフル・デッドの老化効果の影響は受けるはずです。
ただし、プッチが老衰死する前に、本体やスタンドが、攻撃されてしまったらおしまいです。
見つからない場所でスタンド能力を使う必要があります。
ウェザー・リポート
ウェザー・リポートは、実際の物語中でもプッチに引導を渡した、大気の構成要素を変える能力を使うと、ワンチャンありそうです。
時間が止まっていても、プッチだけは呼吸する必要があるため、酸素濃度を上げたり、ゼロにしたりすれば、致命的なダメージを与えられるはずです。
ただし、原作と違い今回の前提条件は、ほぼ時間停止状態まで十分に時間が加速した状態です。この場合、本体やスタンドが攻撃されてしまったらおしまいです。
原作ではエンポリオがうまく隙を付くことに成功したおかげで勝利することができましたが、実際には確実性は低いでしょう。
D4C
スティール・ボール・ランのラスボス、D4C(
致命傷を負っても、異世界の自分の体を入手して復活できます。
次元を超越したスタンド名通りのえげつない能力なので、行けるかもと思ったんですが、時間が止まってしまっている中では、もちろん攻撃なんてできません。
ただし、異世界のプッチを連れてきて、あらかじめ近くに置いておけば、鉢合わせで消滅させることができます。(異世界のプッチもメイド・イン・ヘブンを使える手に負えない存在かもしれませんが…)
ただし、この“鉢合わせ攻撃”が時間が止まっている間でも有効かどうかが分からないため、”ワンチャンあり”に分類させていただきました。
タスクACT4
タスクACT4はディエゴのTHE・WORLDの時間停止空間でも行動可能なので、メイド・イン・ヘブンの時間停止空間でも行動可能と考えられます。
©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン 16巻」
とは言え、時間停止空間で行動できても、爪弾を命中させることができなければ、勝つことはできません。
互角の条件で戦えるというだけで、絶対勝てるとは限らないため、”ワンチャンあり”に分類させていただきました。
オゾン・ベイビー
オゾン・ベイビーは、大気圧をコントロールできるため、高圧の空間に誘い込むことができれば、ワンチャンありそうです。
ただし、即死させられる能力ではないため、やはり、時間停止中に本体やスタンドを発見されるとおしまいです。
まず、見つからないようにすることが勝利のカギですね…。
ソフト&ウェット・ゴー・ビヨンド
ソフト&ウェット・ゴー・ビヨンドのシャボン玉は、無限の回転の力が宿っています。
そのため、“この世の災厄のパワー”のような、人知を超えた力をも超えることができます。
©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン 27巻」
タスクACT.4が層だったように、時間停止空間の中でも突き進むことができるはずなので、命中すれば致命的なダメージを与えられるはずです。
でも、その“命中”させることが至難の業です。
時間停止空間では、狙いを付けて発射するようなことはできないため、命中するかどうかは運任せになってしまいます。
プッチが気付いてない時に、遠くから狙撃するとワンチャンありそうです。
確実に勝てるスタンド
メイド・イン・ヘブンは無敵のスタンドだと思っていたのですが、全スタンドを見直してみたら、確実に勝てそうなスタンドはちゃんと存在しました。
しかも、2つです。
どっちもメチャクチャな、チート能力を持ったスタンドです。
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムは、“真実に到達しないのが真実”という、何のことだか分らない能力です。
でも、要は相手の行動やスタンド能力で、実現したい事柄を実現しないようにしてしまいます。
黄金の風のクライマックスでは、キング・クリムゾンが能力を発動して、時間を消し飛ばしたものの、やったことが全てキャンセルされ、元通りに巻き戻されてしまいました。
このことから、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの能力を使えば、メイド・イン・ヘブンで時間を加速させ宇宙を一巡させようとしても、“宇宙が一巡するという真実”が実現せず、時間を加速する前に巻き戻ってしまうと考えられます。
時間加速前に巻き戻ったら、後は無駄無駄ラッシュでタコ殴りにして一件落着です。
さすがレクイエム能力です!
ワンダー・オブ・U
ワンダー・オブ・Uは、自分に危害を加える意思で近づいたり、実際に危害を加える行為をする者に対して、災厄の力で攻撃するというものです。
要するに自分に危害を加えるつもりで行動する者を、勝手に自滅させる能力なので、時間を止めようが何だろうが、危害を加えるための行動を取った時点で、プッチは何らかの災厄に巻き込まれて死亡してしまいます。
どちらもチート能力を持ったスタンドと言えますが、よりズルい能力を持っているのが、ワンダー・オブ・Uということでしょうか…。
ちなみにワンダー・オブ・Uは、荒木先生自身が今までのどんな能力よりも強い、究極の力を考えた末のスタンドなんだそうです。
まとめ
というわけで、メイド・イン・ヘブンに勝てるスタンドを勝手に考えた結果、私が出した結論は、「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムとワンダー・オブ・Uなら完全に勝てる」というものでした。
ただ、そもそも前提条件が難しく、メイド・イン・ヘブンが時間加速前だったら、多くのスタンドはあっさり勝てちゃいそうでもあります。
この辺り「自分はこう思う!」というコメントをお待ちしております(^^)/
というわけで、次回はメイド・イン・ヘブンよりも強い、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムやワンダー・オブ・Uに勝てそうなスタンドを考えてみようと思います。
タスクACT2なんかどうでしょう?爪や穴は生物判定じゃないはずですし自動追尾もあり。
まぁまず能力を発動出来るかですが…
コメントありがとうございます。
タスクACT2のことは、私も考えてみたのですが、メイドインヘブンと交戦中の徐倫たちのスタンドの速度は、通常と同じなんですよね。
プッチから見ると、徐倫たちのスタンドの動きはは、メチャクチャ遅く見えてしまうと思うんです。
それを踏まえると、爪弾で空いた穴が自動追尾する速度も通常速度、つまりプッチから見ると、超スローモーションになってしまうと思ったのです。
そんな遅い攻撃には、当たらないだろうと考えて除外した次第です…。
発動条件がアレだしなかなかにズルですが、ノトーリアスBIGはどうでしょう?
ノトーリアスBIGなら1番早いものに順応してスピードも上がりますし、もう死んでるからいくら攻撃されても無意味です。
カルネさん
ありがとうございます。
ノトーリアスB・I・Gを外した理由は、やはり、プッチから見た時にスローモーションすぎて攻撃が当たらないと考えたからです。
スタンドなので物理法則なんてものは超越しているんですが、一応、特殊相対性理論的に考えると、プッチのいる系は、時間の流れが速くなっているだけなので、スピードやパワーは通常と一緒になります。
そうなると、ノトーリアスB・I・Gが攻撃してくる速度もそれなりのものでしかなく、プッチには難なく避けられるものではないかと考えました。
また、もう死んでるんだから、徐倫たちの系ではなくプッチの系に属する可能性もあります。その場合は、猛烈な速度でプッチを襲ってくることになりますが、この場合は、原作通り、何か常に動く物がある場所に放置してしまえば、あしらうことができるはずです。
とにかく、プッチだけが時間の流れが超速度になっているというのが、ムチャクチャなぶっ壊れぶりなんですよね…
範囲攻撃かつ即効性のあるパープルヘイズはどうでしょうか
ろんさん
コメントありがとうございます。
プッチ神父側が、パープル・ヘイズの能力を知らなければ、”ワンチャンあり”かもしれませんね。
理由なんですが、パープル・ヘイズの殺人ウィルスもスタンド能力なので、プッチ神父側からは超スローモーションになると思います。
そのため、能力がバレていると、全く歯が立たないのではないかと思います。
能力がバレてない前提で、パープル・ヘイズのウィルス地帯に誘い込むことができれば、勝てそうですね!
メイド・イン・ヘブンと自然規模や地球規模のスタンドは最強だと思うが 実際、時を止めるスタープラチナで倒せた相手だと思う。 アニメでは娘を救うために負けたが、タイマン勝負だと負けて居なかった。 どんな相手でも時間を止めることができれば負けると思うが シナリオで時を止めるより先に攻撃されたり、時を止めている時間がオーバーするアクシデントが無い限り 負けないと思う。
しかし、
自然規模、地球規模を操るスタンドてジョースターと戦う必要が無いのにアニメでは戦っているという疑問もある
しんやさん、コメントありがとうございます。
確かにプッチを倒す最後のチャンスを、徐倫のために逃してしまった形なので、スタープラチナならいけそうな気がしなくもないですね。
しかし、私はメイド・イン・ヘブンが十分に時間の流れが速くなった状況下では、スタープラチナの時間を止める特殊能力は、無力だと考えています。
特殊相対性理論では、同一の系の中では、時間が流れる速さは一定のため、ザ・ワールドやスタープラチナは時間を止めているのではなく、自分だけが常軌を逸した猛烈な速さで動けていると考えるのが自然です。
そう考えると、メイド・イン・ヘブンの能力によって、十分に時間の流れが速くなると、スタープラチナで時間を止めても、メイド・イン・ヘブン側は動きを停止することなく行動可能です。(スタープラチナ側とメイド・イン・ヘブン側では時間の流れの”系”が違うと考えられるため)
これは、原作で承太郎が、”止めていられる時間が、だんだん短くなっている”と言っていることや、スタープラチナで時間を止めている最中に、プッチ神父が承太郎が投げた棒を視認して、避けている描写があることから、やはりそう考えるのが自然だと思います。
スティール・ボール・ランを読んでいても感じるのですが、荒木先生はもの凄く物理学に精通していて、それを作品に活かしてらっしゃるので、スタープラチナを凌駕する究極のスタンドとして、メイド・イン・ヘブンを描きたかったのではないかと思うんです。
以上が、スタープラチナやザ・ワールドを外した理由です。
僕も色んなスタンドを考えてましたが、やっぱりゴールドエクスペリエンスレクイエムにたどり着きました。
ただ、発動前であればデス13、ラバーズ、ダービー兄、ヘブンズドア、マンインザミラー辺りは有効かなと思います。
発動前に攻撃完了できてれば、イエローテンパランス(肉体の一部になるので時間は関係なくなる)や、シルバーチャリオッツレクイエム(精神が入れ替わり、肉体が別のものに変化する)も有効かなと。
どうでしょう?
やっぱり、ゴールド・シルバー・プラチナ辺りはスタンドでも貴重な存在ですね。
てけてけさん
ありがとうございます。
> 僕も色んなスタンドを考えてましたが、やっぱりゴールドエクスペリエンスレクイエムにたどり着きました。
私もそう思います。
多分、全シリーズ通して、最強のチート能力だと思います!
> ただ、発動前であればデス13、ラバーズ、ダービー兄、ヘブンズドア、マンインザミラー辺りは有効かなと思います。
発動前に攻撃完了できてれば、イエローテンパランス(肉体の一部になるので時間は関係なくなる)や、
確かにこのあたりのスタンドはワンチャンありかもしれないですね。
> シルバーチャリオッツレクイエム(精神が入れ替わり、肉体が別のものに変化する)も有効かなと。
チャリオッツ・レクイエムの場合は、体が入れ替わった後も、みんなスタンドは普通に使えていたので、メイド・イン・ヘブンの能力を止められないのではないかと思うんです。
体が入れ替わろうとも、お構いなく時間の流れが速くなってしまうので、無力なのではと思いました。
スタンドではないですが究極カーズならどうでしょう
hrathさん
コメントありがとうございます!
スタンド以外は対象外なんですが、確かに可能性はあるかもですね!
ただ、メイド・イン・ヘブンには、不死身のカーズに致命傷を与える手段が存在しないですが、カーズの方もメイド・イン・ヘブンを攻撃することは難しそうです。
そうなると、良くて引き分けって感じでしょうか…。
不死身だと気づかれていない間の奇襲攻撃を考えることが重要そうですね。