赤ちゃんが本体のスタンドです。無防備な夢の中で、相手を襲うという能力で、ジョースター一行を苦しめました。

当時は、本体が赤ちゃんというだけで、ビックリしました。でも、最近は本体がいないスタンドとか、岩人間なんてのも出てくるので、今考えると、凄くまともなスタンドですね(^^;

原作では、花京院達に、死の危険が迫る悪夢を見せましたが、平和利用しようと考えたら、結構、面白いことができそうですね!

というわけで、今回はデス13の活用方法について考えてみます。

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もくじ

デス13の能力

本体はマニッシュ・ボーイという赤ちゃんです。

牙のような八重歯が既に生えていて、成人並みの知能を持っている天才児です。

スタンドの外見は、死神とピエロを足して2で割ったような姿をしています。胴体があるように見えて、実際には何も無く、頭部も中は空洞になっています。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 11巻」P.293

相手の精神を、自分が作り出した世界に誘い込む能力を持っています。そこで、誘い込まれた人が、この世界でダメージを受けると、現実世界の本体も同じダメージを受けます。

そのため、夢の世界で殺されると、本当に死ぬことになります。

しかし、スタンドを出すことができるのは、この夢の世界だけのようです。そのため、現実世界で、敵に襲われると、全く無防備という弱点があります。

特徴

夢の世界に引き込めるのは、近くにいる人間だけのようです。

近くにいさえすれば、同時に何人でも引き込むことができます。

そういう意味では、近距離パワー型のスタンドと言えます。

【基本スペック】
項目 評価 備考
破壊力 C
スピード C
射程距離 E
持続力 B
精密動作 D
成長性 B 赤ちゃんなので伸びしろがある

夢の世界で無防備な相手を攻撃する能力なので、全体的には平凡な性能です。しかし、違う見方をすると、広大な夢の世界を作りながら、スタンドも動かせるのは、かなりのパワーと言えなくもないですね。

夢の世界は遊園地のような場所です。オブジェなどは自分で自由にデザインして、動かすことができます。そのため、遊園地以外の外観にもできると推測できます。

特殊能力

近くで寝ている人を、夢の世界に引き込みます。

この世界では、相手が持ち込める者は、寝る時に身に付けていたものだけです。スタンドも、寝入りの時に出していないと、持ち込むことができません。夢の世界で出そうとしても、出すことができません。

原作では身に着けた物を持ち込めることに気付いた花京院に、ハイエロファントグリーンを持ち込まれて敗北しました。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 11巻」P.212

そして、本体であるマニッシュ・ボーイはデス13の夢の世界にはいません。スタンドはスタンドでしか攻撃できないため、デス13は夢の世界では、事実上無敵です!

また、夢の世界に引き込まれた人間は、自分では目覚めることができません。自分の体に苦痛を与えて、覚醒しようとしても無駄です。

ただし、現実世界で誰か他人に起こされると、目覚めることができます。

©集英社文庫「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 11巻」P.214

しかし、たとえ起こしてもらっても夢の世界の記憶は無く、ただ恐ろしい夢を見たという感覚しか残っていません。ところ、最終的には花京院だけは、夢の世界での記憶がありました。デス13の意思によっては、記憶を持ったまま目覚めることができるのかもしれません。

更にこの夢の世界は、デス13が思いのままに支配できる世界です。ミミズソフトクリームを作ったり、スタープラチナもどきを作ったり、相手の傷を治すなんてこともできます。

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有効度

夢の世界は、自分で好きなようにデザインできます。

テーマパーク以外にも、自然豊かな場所や海外の観光地、月の表面のような場所を作り出すこともできるかもしれません。

夢の世界に入ってきた人には、様々な体験を提供することが可能です。

つまり、デス13の能力を使えば、自由自在にテーマパークを作ることができるわけです。

ディズニーなんちゃらみたいな、テーマパークなんて比較にならないほど、凄いものが作れるはずです。

リスク

デス13が作り出す、夢の世界での怪我は、本当の怪我になってしまいます。

平和目的の場合は、怪我をさせるのは、絶対NGです。そのため、常に中にいる人の安全性に注意する必要があります。

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悪用度

目が覚めても、夢の記憶が無いことを利用すると、色んな悪事に利用できます。

例えば、相手が夢の世界に持ち込んだ物を奪い取っても、起きた後はその人は忘れてしまっています。

脅迫して秘密を聞き出したり、暴行を加えたりすることも可能です。

本人が覚えてないので、夢の世界では堂々と相手に悪事を働くことが可能です。

世界への影響

デス13は自分が作り出した夢の世界で、行動するスタンドです。

現実世界には、特に何の影響も与えません。

そのため、世界への影響はありません。

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使い道と活かし方

自分で自由にデザインできる世界を作れて、しかも、その世界では何でもアリという夢のような能力です。

それを利用するのであれば、やはりこのような使い方が良いのではないでしょうか?

デス13の活かし方


やはり、テーマパークの運営が一番良いのではないかと思います。

日替わりで、様々なテーマパークを作ることができます。土地も不要ですし、天気にも左右されません。

別にテーマパークじゃなくても、観光地やSFの世界を再現しても構いません。

客を怪我させないように、安全性に注意する必要があります。しかし、怪我をしても治すことができるので、多少荒っぽいアトラクションでも大丈夫かもしれません。

眠らないと、入園できないことだけが唯一の難点ですね(^^;

総合評価★★★★☆

デス13の能力は、実は自分で自由に世界を創造できるという、夢のようなものです。

その世界に入ってくる人にも、夢のような体験を提供することができます。

人を喜ばせ、楽しませることができる素晴らしい能力ではないでしょうか?

そのようなことを踏まえて、デス13の総合評価は★★★★☆としました!

“デス”なんて、最悪のカードに暗示されたスタンドでありながら、実は人を幸せにできる能力だと思います。

私は結構、欲しい能力だなって思います。皆さんもどうでしょうか?

§デス13が登場する巻(文庫本)§